冬に必要なビタミンとは?冷え・免疫力低下を防ぐために知っておきたいポイント


冬は寒さによって代謝が落ちやすい季節であり、乾燥や寒暖差による体調不良や免疫力低下も起こりやすくなります。
特に冬場は、ビタミン不足によって疲れやすさや風邪のひきやすさ、肌の乾燥、神経痛の悪化などが起こることもあります。

今回は、冬に積極的に摂りたいビタミンと、神経痛時に処方されるビタミンB群について詳しく解説します。


目次

ビタミンD:日照不足で不足しやすい代表格

冬は日照時間が減るため、皮膚で合成されるビタミンDが不足しやすい季節です。

ビタミンDの役割

  • 免疫力の向上
  • 骨を強くする(カルシウム吸収を助ける)
  • 筋肉機能を維持する

不足すると、

  • 風邪をひきやすい
  • 気分が落ち込みやすくなる
  • 骨密度が下がりやすい
    といった症状につながります。

冬は鮭・サバ・イワシなどの魚類卵・きのこ類を意識的に摂りましょう。


ビタミンC:冬の免疫と肌の乾燥対策に必須

乾燥が強くなる冬は、肌のバリア機能が低下しやすくなります。
ビタミンCは、

  • 免疫機能の維持
  • 抗酸化作用
  • 肌のコラーゲン生成に大きく関わる重要なビタミン

冬は風邪やインフルが流行するため、ビタミンCの消耗も増えます。
柑橘類・ブロッコリー・パプリカ・じゃがいもなどからしっかり補いましょう。


ビタミンE:冷え性や乾燥対策に役立つ

ビタミンEには血流を改善する働きがあり、冬の冷え症対策にも有効です。
また、抗酸化作用が強いため、肌の乾燥対策にも役立ちます。

多く含まれる食材:

  • アーモンド・くるみなどのナッツ
  • かぼちゃ
  • アボカド
  • サバ・うなぎ

冬場の冷えで「手足のしびれ」「筋肉のこり」を感じる人は、ビタミンE不足の可能性も。


ビタミンB群:冬の疲れ・だるさ・神経の働きを整える

ビタミンB群はエネルギー代謝を助けるため、寒さで代謝が落ちやすい冬には欠かせません。

特に

  • ビタミンB1:疲労回復
  • ビタミンB6:免疫調整
  • ビタミンB12:神経の働きに関与している

レバー、豚肉、卵、納豆、魚などに豊富です。


神経痛(坐骨神経痛・頚椎症性神経根症・手足のしびれなど)では、
ビタミンB群の中でも「B1・B6・B12」が特に重要です。

ビタミンB1(チアミン)

神経が正常に働くために必要なビタミン。
不足すると「しびれ・だるさ・倦怠感」が出やすくなります。

処方される薬の例:

  • ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)
    → 通常のB1より吸収がよく、神経痛に使われます。

ビタミンB6(ピリドキシン)

神経伝達物質の合成に関与し、神経の働きを整えます。
手足のしびれ、末梢神経障害の改善に使われます。


ビタミンB12(メコバラミン)

神経の修復に関わるため、神経痛に最もよく処方されるビタミン
坐骨神経痛や首からくる手のしびれ、腰部椎間板ヘルニアの症状改善にも使われます。

代表的な処方薬:

  • メチコバール

冬に必要なビタミンが不足すると、次のような不調に繋がります。

  • 風邪をひきやすい
  • 手足の冷え
  • 肩こり・腰痛の悪化
  • 肌荒れ・乾燥
  • しびれ・神経痛の悪化
  • 疲れやすい

特にビタミンD不足は日本人に多く、冬はさらに不足しやすいので要注意です。


冬に身体が元気に働くためには、
ビタミンD・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンB群
をバランスよく摂ることが大切です。

もししびれや神経痛がある場合は、
ビタミンB1・B6・B12が処方されることが多いため、
早めに専門家へ相談しましょう。

YMT接骨院でも、姿勢評価や筋肉の状態を見ながら、
冷えや神経痛に関わる筋肉の緊張を整える施術を行っています。
冬の体調不良でお困りの方はお気軽にご相談ください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回もお楽しみに







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