痛み・筋拘縮・血流の関係性とは?なぜ筋肉は硬くなり、すぐ戻ってしまうのかをわかりやすく解説

「肩が硬い」「マッサージしてもすぐ元に戻る」
このような悩みの背景には、痛み・筋拘縮(きんこうしゅく)・血流の関係性が深く関わっています。
筋肉の硬さは単なる「コリ」ではなく、身体の防御反応の一つです。
この記事では、筋肉が硬くなる仕組みと、なぜマッサージしても戻ってしまうのかを、現場で説明しやすいレベルでわかりやすく解説します。
痛み・筋拘縮・血流は互いに影響し合っている

血流が悪くなると筋肉は硬くなる
筋肉は血液によって、酸素や栄養を受け取っています。
しかし、血流が悪くなると
- 酸素不足になる
- 老廃物が溜まる
- 筋肉の働きが低下する
この状態になると、筋肉は柔軟性を失い、硬くなります。
イメージとしては、
潤っているゴムは柔らかいが、乾いたゴムは硬くなるのと同じです。

血流不足は痛みの原因になる

血流が低下すると、筋肉の中に
- 乳酸
- ブラジキニン
- プロスタグランジン
などの「痛みを感じさせる物質」が溜まります。
これが神経を刺激し、痛みとして感じます。
つまり、
血流低下 → 老廃物蓄積 → 痛み発生
という流れになります。
痛みがさらに筋肉を硬くする(防御反応)
痛みを感じると、身体はその部分を守ろうとして筋肉を緊張させます。
これは身体の正常な防御反応です。
流れとしては、
血流低下
↓
痛み発生
↓
防御反応で筋肉が緊張
↓
さらに血流低下
↓
さらに硬くなる
という悪循環になります。
これが「筋拘縮」です。
なぜ筋肉は硬くなるのか?
原因① 同じ姿勢が続くことで血流が低下する
デスクワークやスマホ操作などで同じ姿勢が続くと、筋肉が動かなくなります。
筋肉は動くことで血液を循環させる「ポンプ」の役割があります。
動かない状態が続くと、
- 血流が低下する
- 酸素不足になる
- 筋肉が硬くなる
という状態になります。
原因② 身体を守るための防御反応(ホメオスタシス)
身体には「ホメオスタシス(恒常性)」という機能があります。
これは、
身体を守り、現状を維持しようとする働きです。
例えば、
- 姿勢が崩れている
- 関節に負担がかかっている
このような場合、身体はそれ以上壊れないように、筋肉を硬くして守ります。
つまり筋肉の硬さは、
身体を守るための結果なのです。
なぜマッサージやストレッチをしても翌日には戻るのか?
理由① 一時的に血流が改善しているだけだから
マッサージやストレッチをすると、
- 筋肉が緩む
- 血流が改善する
ため、一時的に柔らかくなります。
しかし、
- 姿勢
- 身体の使い方
- 根本的な負担
が変わっていなければ、再び血流が低下し、筋肉は硬くなります。
理由② 身体が「元の状態」に戻そうとするから
身体は「慣れている状態」に戻ろうとします。
例えば猫背が習慣化している場合、
一時的に良い姿勢になっても、
身体は元の猫背に戻ろうとします。
その結果、
筋肉は再び緊張し、硬くなります。
これは異常ではなく、自然な反応です。
理由③ 本当の原因が別の場所にあることも多い
例えば、
- 肩こりの原因が骨盤の歪み
- 首の硬さの原因が背中の硬さ
というケースは非常に多いです。
硬い部分だけをほぐしても、原因が残っていれば再発します。
硬くなりにくい筋肉にするために必要なこと
血流を維持することが重要
改善のポイントは
- 適度に動かす
- 同じ姿勢を避ける
- 正しい姿勢を維持する
ことです。
筋肉は動かすことで柔らかさを保てます。
根本原因へのアプローチが重要
重要なのは、
- なぜそこが硬くなっているのか
- なぜ血流が悪くなっているのか
を評価することです。
単にほぐすだけでなく、
- 姿勢
- 関節の動き
- 身体のバランス
を整えることで、硬さは戻りにくくなります。
接骨院でできること
YMT接骨院では、
- 姿勢評価
- 筋肉バランスの評価
- 血流改善を目的とした施術
を通して、筋肉が硬くなる根本原因にアプローチします。
単にほぐすだけでなく、
- なぜ硬くなったのか
- なぜ戻るのか
まで考えて施術することが重要です。
まとめ
筋肉の硬さは、
血流低下 → 痛み → 防御反応 → 筋拘縮
という流れで起こります。
また、マッサージで戻ってしまうのは、
- 血流改善が一時的
- 身体が元に戻ろうとする
- 根本原因が解決していない
ためです。
筋肉を柔らかく保つためには、
- 血流を維持すること
- 姿勢を整えること
- 根本原因にアプローチすること
が重要です。
筋肉の硬さは結果であり、本当の原因は姿勢や身体のバランスの崩れにあることが多くあります。
そのため、硬い部分だけをほぐすのではなく、姿勢や動きから原因を見つけていくことが、根本改善への第一歩になります。
「なぜ硬くなるのか」「なぜ繰り返すのか」を知り、適切に対応することで、筋肉は本来の柔らかさを取り戻していきます。
慢性的な肩こりや腰痛、筋肉の硬さでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。次回もお楽しみに


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