【徹底解説】むくみの原因と改善法|接骨院でできるケアと食事での対策

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「夕方になると足がパンパンにむくむ」「朝、顔がむくんで目が開けづらい」——
こうした症状に悩む方は少なくありません。むくみは、単なる水分の取りすぎではなく、体内の電解質バランスや循環機能、姿勢の乱れなどさまざまな原因が関係しています。

本記事では、生理学・解剖学の観点からむくみの正体を解説し、YMT接骨院での施術アプローチや食事でのセルフケアについて詳しくご紹介します。


むくみはどこで起きている?体液の分布

体内の水分は主に以下のように分かれています:

  • 細胞内液(ICF):全体の約2/3
  • 細胞外液(ECF):約1/3(血漿+間質液)
  • むくみはこの間質液に水分が異常に溜まることで起きます。

浸透圧とナトリウム・カリウムの役割

浸透圧とは、水が濃度の低い側から高い側へ移動する圧力のこと。
体液の濃度は、ナトリウム(Na⁺)やカリウム(K⁺)などの電解質によって調整されています。

  • ナトリウム(Na⁺):細胞外に多く、水を引き寄せる性質あり
  • カリウム(K⁺):細胞内に多く、ナトリウムとのバランスで細胞内外の水分調整

ナトリウムの摂りすぎで細胞外液が増えると、浸透圧の関係で水分が血管外にしみ出し、むくみとなります


ナトリウムとカリウムの摂取バランス

  • ナトリウム過多(塩分の摂りすぎ) → 水分が体に溜まりやすくなる
  • カリウムはナトリウムを排出する作用があるため、バランスが重要です

疾患によるむくみの例

  • 心不全:静脈の流れが滞り、下肢にむくみが出る
  • 腎機能低下:ナトリウム・水分の排出ができず全身にむくみ
  • 肝疾患:アルブミン減少で血管内の浸透圧が低下し、むくみやすくなる
  • リンパ浮腫:リンパ管の閉塞や切除による局所のむくみ

姿勢改善がなぜむくみに効くのか?

姿勢の乱れと血流・リンパの滞り

姿勢の乱れによって、

  • 猫背・巻き肩 → 鎖骨下のリンパ・静脈が圧迫されやすい
  • 骨盤の歪み → 下半身の血流やリンパの戻りが妨げられる
  • 足関節や股関節の可動性低下 → 歩行時の筋ポンプ作用が弱まる

といった循環の阻害因子が増えます

YMT接骨院では、姿勢と全身の動きの連動性を評価し、むくみの根本にある「流れの詰まり」を明確にして施術を行います。

姿勢調整で循環が改善する理由

  • アライメント調整 → 血管やリンパ管の圧迫を解消
  • 重心の最適化 → 筋肉のアンバランスを減らしポンプ機能を向上
  • 歩行機能の回復 → 脚部の筋肉が効果的に収縮して循環を助ける

循環改善のための解剖学的アプローチ

筋ポンプ機能を活性化

特に重要な筋肉:

  • 下腿三頭筋(ふくらはぎ):静脈を心臓へ戻す「第二の心臓」
  • 大腿四頭筋・ハムストリングス:長時間座位で硬くなりやすい
  • 骨盤底筋群:腹圧・内臓支持と循環に関与

YMT接骨院ではこれらに対して、

  • 筋膜リリース・手技療法
  • 関節モビリゼーションによる可動域拡大
  • 正しい歩行フォームの指導

を行い、自分の筋肉が本来持っている「流す力」を取り戻します

リンパの流れを助ける手技

  • 鎖骨下リンパ節、鼠径部、膝裏などリンパの通り道を意識した調整
  • 強すぎない刺激で優しく圧をかけ、リンパの動きを促進
  • 自律神経のバランス調整にも配慮し、全身の循環を整えます

カリウムが豊富な食材(ナトリウム排出を促進)

  • バナナ
  • アボカド
  • ほうれん草
  • きゅうり
  • さつまいも・じゃがいも

利尿作用を持つ食材(体内の余分な水分を排出)

  • スイカ・メロン(シトルリン)
  • 小豆(あずき茶)
  • ハトムギ・緑茶(ノンカフェイン推奨)

血流・代謝を促進する食材

  • 生姜(体温を上げて血流改善)
  • 玉ねぎ・にんにく(血管拡張作用)
  • 納豆(血栓予防効果)

むくみは、水分の「摂りすぎ」だけが原因ではなく、電解質バランス・筋肉の使い方・姿勢・自律神経などが密接に関係しています。
YMT接骨院では、全身の姿勢評価から原因を特定し、根本改善を目指す施術を提供しています。


むくみが慢性化している方、日常生活に支障をきたしている方は、一度専門家にご相談ください。
YMT接骨院では、LINE・お電話にてご予約・ご質問を受け付けています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。次回もお楽しみに。

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